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2月の古本市に購入した本に加え、新刊がどんどん出てきて目移りした3月。下旬はドタバタしていたのと、4月からの勉強に向けて復習していたので読書量は抑え気味でした。

・僕の姉ちゃん  益田 ミリ

・幾世の鈴 あきない世傳-金と銀- 外伝(完) 高田 郁

・返品のない月曜日  井狩 春男

・今宵も喫茶ドードーのキッチンで 標野 凪

・月刊誌 波(なみ)  新潮社 

ついに、”あきない世傳シリーズ”が完結しました。紆余曲折の末、ホッとできる終わりを迎えられて個人的には嬉しかったです。このシリーズは、本編が13冊、外伝が2冊の計15冊からなる物語です。外伝は本編の流れを知らないとわからないと思うので、まずは本編から順を追って読み進めるとよいです。もっと、簡単に分かりや易い方法は物語の途中までドラマ化されているので、そちらを参考にされるといいかもしれません。(2023/12~2024/2までNHK-BSで放送)16年続いたシリーズの完結。また次回作も期待して待っています!(銀二貫もおすすめ。)

”僕の姉ちゃん”は文庫本ですが、漫画です。この姉ちゃんの鋭いツッコミが気持ち良い。そうきたか!と唸ってしまうこともありました。この本は母との他愛ない会話から知り、その後たまたま本屋さんで目に留まったので。価格はお手頃、軽く読める本、即決です。この本もドラマ化されていたそうで、驚きました。

”返品のない月曜日”は「取次」という職業の方が書かれた本。1985年発行。なんと38年前!この本は、時々思い出しては手に取る本です。数年前の古本市で題名に引かれて購入。出版業界もまた独特な世界であることがよくわかる本です。ところどころに「日刊まるすニュース」が掲載されています。これは本の紹介をしたもので、手書き、日刊!これを継続出来ることがすごい!!著者曰く、活字中毒ではないが本が好きなのだそう。本への愛情がよくわかる仕事っぷりです。

最近はドラマにしてもアニメにしても、原作があるものが多く感じます。

それだけ、作家さん達の造像力や世界観が無限で、圧巻で。どうしてこういった設定を思いつくのだろう?と驚きつつ楽しませてもらっている一人です。絵画や音楽とは違うジャンルですが、作家さんたちの想像力もまた、芸術の域のものなのだなと感じます。

テレビや映画はあまり観ませんが、おっぱんとフリーレンは観ていました。片方は面白さの中に世相を読み取れ、片方は映像のキレイさから。(どちらもすでに漫画で読んでいました。やっぱり、本が好き。)

ただ、どちらも最終回だけ見逃しました。残念です。

今期は”烏は主を選ばない”を見始めました。NHKプラスで観られるので、見逃し対策もしています。

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