秋のお彼岸が終わり、朝晩はようやく秋の気配を感じられるようになりました。

秋は好きな食べ物が旬の季節。さつま芋、いちじく、りんご、きのこ・・・その中でも栗は別格です。1年前のこの時期に小布施へ行き、栗三昧を堪能したのを思い出します。

ちょっとした思い出話 ー秋の味覚と小布施ー

毎年9月の連休には、小布施に行くことがこの時期の行事です。 求めるものは・・・・栗! 栗が好きで好きで、幼いころは仕事帰りやお土産に大先生が天津甘栗をよく買って…

9月になっても暑さが続く中、1年ぶりの小布施。例年は食事処の時間に合わせていましたが今年は混雑する時間よりも前に、ほぼ開店時間くらいに行きました。

・小布施堂

ほのかに香るお酒の匂いと、大粒の栗が乗っています。あっさりとした味わい。写真は1人前。店内には1人前の包装のみありました。

・竹風堂

昨年に続き、今年も購入。甘めの栗おこわが好きな方にはおすすめです。写真は2人前です。1人前から購入可能です。

・松仙堂

今年初めての訪問。栗菓子は全て”小布施栗”を使用。こちらの栗きんとんは絶品です。栗おこわも作られているそうですが、予約制です。機会があれば食べてみたい。

雲井の雁は最中、栗まんはまんじゅう、空蝉(上段右)は栗きんとん。全て小布施栗を使用しているこだわりの栗菓子です。

大河ドラマ『べらぼう』を見ている方に。先週から葛飾北斎が登場した大河ドラマ『べらぼう』。実は小布施は葛飾北斎ゆかりの地で、桜井甘精堂のすぐ近くに『北斎館』があります。(ミュージアムショップへは入場料無しで入ることが出来ます。)

来年は50周年の記念の年。今年は時間の都合上立ち寄れませんでしたが、来年は立ち寄ろうかなと思っています。

そして、そのすぐ近くには”栗どっこ市”があります。ここは小布施産の野菜や果物、栗が売られている場所です。焼き栗が有名で、今回は焼き上がる前の訪問だったので残念。早々に売り切れてしまうので、午前中に買うのが良いかと。

もぎたての小布施栗が安く手に入るのも魅力の1つ。

サイズは小から5Lまで、様々。購入した栗は700gで750円でした。(サイズ混、割れあり)

栗おこわ、栗の甘露煮、茹で栗にして堪能しました。もぎたての栗は鬼皮がまだ柔らかく、水に浸けなくても剥くことが出来ます。柔らかいので茹で時間の調節が必要なのでご注意!(例年通りに作ってみると、かなり柔らかい状態になっていました。)

慌ただしく過ぎた9月。度々の臨時休業によりご迷惑をおかけしております。突然の出来事に慌ただしくなり、今年は小布施は無理だなあと思っていたところ、Tさんからの気分転換にというお誘いから急遽行くことになった今年。短い滞在でしたが、道中、大好きな梓川を眺めることが出来たことも喜びでした。

10月以降も臨時休業をいただく日がありますので、ホームページまたはX(旧:Twitter)でご確認をお願いいたします。

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