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以前ご紹介した月刊誌『波』について。 

  新潮社の電子書籍ホームページ「波」: https://ebook.shinchosha.co.jp/nami/

新潮社より毎月27日発刊の130−150ページほどの読書に関する月刊誌です。好きな方が連載されていることをたまたま知り、2月上旬に近所の本屋さんへ。

本屋さんをウロウロ。棚を探せど見つからず、検索機にも引っかからず。

M「新潮社さんの月刊誌波の在庫はありませんか?」

書店員さん「波の無料配布分はすでにないんです。」

実はこの雑誌、どのくらいの冊数かわかりませんが無料配布をしているそう。先日行った店舗は、すでに予約の方がいらっしゃる。このボリュームの冊子を無料配布をしているとは太っ腹です!

1冊100円。

内容を見ても、100円で申し訳ないほどの作家さんたちのラインナップ。無料配布も唆られますが、楽しませてもらう分、支払いたい気持ちになります。書店員さんには定期購読も可能ですと提案していただきましたが、あちらこちらと移動する事が多いので月末に必ず取りに行けるかわかりません。そこで新潮社のHPからメールを送り、定期購読の申請をして自宅に届けていただくよう手配をお願いしました。(送料込みで、年間1200円!!)

雑誌も色々と読んできましたが、定期購読をするのはこれが初めて。毎月プレゼントを送られてくるような気持ちになります。ちょっとしたご褒美と思って月末が楽しみになっています。

(↑2月号、3月号。表紙もこだわりがあって面白い。)

こんな風にちょっとした事で、ふらっと立ち寄ります。書店に行くのはコンビニに行くのと同じくらい。(コンビニに行く方が少ないくらいです。)立ち寄れば必ず刺激を受けますし、新しい出会いもあります。知識を得て活用していく上で、そこに広がりや深みを持たせてくれるのは1つの情報媒体からだけでなく、色々なところから得る必要があると思っています。

最近は1冊の本でも紙仕様か、電子書籍か選べるようになってきました。選択肢が広がるのは読者にとってありがたい。ネットでの購入も増えてきている様子。

紙はどうしても嵩張る、置き場所が限られる場合は泣く泣く手放さないといけないことも。そして、印刷代や紙代など、出来上がるまでの工程にかかる費用が年々増えているため1冊の値段もそれなりになっています。(文庫本で1000円の価格を見た時には即決できませんでした。漫画が1冊400円だった頃が懐かしい・・・)

時代の流れも相まって、書店が街から少なくなってきた昨今。購入を諦めたり、図書館の利用など書店に行くことが少なくなっているのではないでしょうか。それ以外にも要因はあると思いますが・・・

なくなってほしくないと書店で買い求めていますが、こちらにも予算というものはやはり存在する。もどかしい。

経済産業省が「書店振興プロジェクトチーム」を立ち上げたそう。公的な資金を投入する必要のある支援になるのか、これは賛否両論がありそう。今後の進展が気になるところです。

・・・薬局のブログなのに本の事ばかりになってきてしまいました。

M