まだ神田店で営業していた去年の今頃。
土曜の仕事終わりに大先生と一緒に入谷の朝顔市に寄ったのがちょうど一年前。16時ごろ行ってみると、どこにも朝顔がない!という事態に。
近くにいた警備員さんに尋ねると、①行った当日が3日間開催される朝顔市の最終日だったこと、②朝顔は朝咲くので客足が早いこと、③新型コロナ明けで久しぶりの開催だったこと。
色々なことが重なり早々に売り切れ、店仕舞いをされたそうでした。残念でした。
(↑昨年はどこも張り紙が。)
今年は7/6~8の日程。中日の日曜日に決め、去年の失態を踏まえて6時台の電車に飛び乗り、いざ鶯谷へ!
(↑鶯谷駅南口の改札の様子)
鶯谷駅には8時前に到着。歩くこと、5分ほどで朝顔市の端っこに到着。この時間に歩いている方の大半は同じ目的なので、流れについて行くと辿り着けます。
(↑お馴染みの看板)
沿道にお店が並び、じりじりした暑さに加えて日よけのビニールシートで道を覆い、見物客もそこそこ、そして売り子の気合も相まってモワッとした熱気に包まれていました。まさに蒸し風呂状態。売り子さんたちは水を飲んだり、タオルで冷やしたりと大変な様子。端っこで送り状を書いている私でも、ハンカチで拭っても拭っても滴り落ちてくる汗。朝の8時でこんな状態。
何はともあれ今年は無事に買うことが出来、眠い目をこすりながら頑張ったことが徒労に終わることなく一安心でした。自宅用にも1鉢持ち帰ったので、どんな朝顔が咲くのか楽しみです。
(↑道沿いに朝顔。2日目の朝ですが、だいぶ少なくなっていました。)
お店の方曰く、今年の朝顔の出来はまずまずのようでしたが、取り扱う朝顔の種類は限られていてほとんどが四色朝顔。前回は琉球朝顔を選んでいましたが、今年は取り扱いないそうで、一部の店では「ききょう咲」や「団十郎」を数量限定で販売していました。
今年も訪ねたのは『春花園』さんのブース。江戸川区にあるお店です。(HPは盆栽美術館ですが、それとは別に朝顔市に毎年参加しているよう。コロナ渦以前から度々お世話になっています。)
これからすくすく育つであろう朝顔たちを見て、夏の気配をしっかりと感じる予定でしたが、すでに真夏のような日が続き、逆に朝顔の成長が心配です・・・
二十四節気の『大暑』は今月22日。これからどんどん暑くなります。くれぐれも熱中症にはご注意下さい。
〈余談〉
実は「散策の街 鶯谷駅」。駅舎の壁にひっそりと看板が飾ってありました。