X(旧:Twitter)では時々、お酒の紹介をしています。まとめて記録しておこうとアルバムを見返すとビールの写真がかなりの枚数になっていました。今回はよく飲む銘柄を何種類かご紹介します。
ビールはアルコール度数が5%前後のものが一般的ですが、実は2%のものや、10%を超える銘柄もあります。
シンプルな材料でも醸造方法で味わいが変わるドイツビールに、面白さを感じたのが始まり。最近はお米や果物、スパイスを加えた物など種類も様々。ビールの幅もさらに広がり、選ぶのが楽しいです。
ビールのスタイル(分かりやすくに言うとタイプ)は、大きく2種類の発酵方法に分かれます。
常温に近い発酵温度のラガー(下面発酵)と低温で発酵させるエール(上面発酵)。どちらも味わいが違うので、スタイルの横に記載しています。
・・・薬局のブログですが、お酒も百薬の長ということで。今までご紹介してきたお酒の一部をブログに残しておこうと思います。
・ベアビール ウィート
原産国:ドイツ Alc:5% スタイル:ヴァイツェン(エール)
缶ビールですが、きめの細かい泡が堪能できるビール。最近のお気に入りです。”ヴァイツェン”は”小麦”の意味。苦味はあるものの、きつくなく、スッキリとして飲みやすいタイプだと思います。今回は白い缶ですが、緑やオレンジの缶もあります。
・Köstritzer (ケストリッツァー)
原産国:ドイツ Alc:4.8% スタイル:シュバルツ(ラガー)
黒ビールはと言えば、ギネスかこのビールです。”シュバルツ”とは、ドイツ語で”黒”を意味します。濃厚でしっかりした苦味があるので、ギネスよりこちらが好み。ギネスは手に入りやすく、瓶と缶のタイプで売られていて、実は味に違いがあります。是非飲み比べてみてください。
・Schlenkerla (シュレンケルラ)
原産国:ドイツ Alc:5.1~6.5% スタイル:ラオホ(ラガー)
ビールを燻製にした、かなりクセの強いビール。”ラオホ”はドイツ語で”煙”の意味。その歴史は古く、1670年代から作られているようです。味はかなり個性的です。スモーク好きにおすすめのビール。初めての燻製ビールはメルツェンがおすすめです。画像にはありませんが、ウルボックはさらに上をいきます。写真の左はヴァイツェン、右はレントと呼ばれる期間限定のもの。
最近、エビスから燻製ビールが新発売されました。気になっています。
・エルディンガー ピカントゥス
産国:ドイツ Alc:7.5% スタイル:ヴァイツェン(エール)
エルディンガーの黒ビール。”ピカントゥス”はドイツ語で”スパイシー”という意味。エルディンガーは別のタイプのビール(ヴァイスビア)が有名ですが、黒ビール好きにはおすすめしたいビール。日本の黒ビールとは一味違う、ドイツの黒ビールを味わえます。こちらのメーカーは最近、アルコールフリーのものが手に入るようになりました。
・オルヴァル
原産国:ベルギー Alc:6.2% スタイル:トラピスト(エール)
このグラスがとても好きなので、ビールバーで見かけた時は必ず注文するビールです。トラピストビールと言われ、修道院で作られるビールにはこの名前を付けることができます。よく見かける「シメイ」も実はトラピストビールです。近所のイオンでは常時入手可能なので、イオンのお酒コーナーを除いてみるともしかすると出会うかもしれません。
ベルギービールはドイツビールと違い、原材料に厳密な規定はありません。バラエティに富んだ面白いビールに出会えます。購入される際はラベルの原材料を是非見て下さい。
・ピルスナー・ウルケル
原産国:チェコ Alc:4~5% スタイル:ボヘミアン・ピルスナー(ラガー)
言わずと知れた有名なビールで、ピルスナーの元祖。日本ビールの主流タイプです。アルコール度数が低めで、クセのない味わいなのでビールが苦手な方や外国産ビールの初めの一歩におすすめ。
今回は外国のビールと好んでよく飲んでいる銘柄をご紹介しました。といっても、ほぼドイツビールでした。近所のパン屋店主が趣味でドイツビールを扱っているので、手に入りやすいのです。
お酒を飲み始めるきっかけは大先生との日本酒が始まりです。飲んでみるとアルコールに強い体質のようで、一気にお酒を楽しむように。日本酒はたくさん飲んでしまうとお腹にきてしまう反面、ビールはほどほどでやめることが出来、内容量も飲み切るのにちょうどいいので、今ではビールを好んで飲みます。旅先やネットで情報収集しながら、まだ見ぬビールを求めて!
また機会があれば、ご当地ビールの紹介か国別でのご紹介を・・・日本酒もワインもある・・・ご紹介したいものが多すぎますが、薬局のブログなのでほどほどにします。
参考資料:新版 ビールの図鑑 (マイナビ出版)
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