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平日の開局前に、ほぼ毎日投稿するようにしているX(旧:Twitter)。

文字数の制限があるので、あれもこれも書きたいけれど・・・と文面に悩むことも。

書ききれず調べたことについて、こちらに残しておこうと思います。意外にも身近な食べ物が生薬として使われていたりするので新たな発見があるかも。参考になればいいな、と。

・龍眼  ロンガン

生薬名:竜眼肉(リュウガンニク)

ライチに似ているフルーツ。処方には「帰脾湯」や「加味帰脾湯」で使われます。鎮静や滋養強壮など。病後や術後の回復で果物を選ぶならこちらがいいと思います。生薬として輸入する場合は乾燥していますが、生の状態での輸入は害虫のリスクがあるため禁止だったフルーツ。技術の発達によって、最近輸入が解禁されたそう。

食べたものはライチより香りはなかったですが、程よい甘さでさっぱり食べられましたが、種が大きいので食べるときはご注意を!国内では沖縄県で栽培されていますが、国産は希少性が高いのでスーパーなどで見かけるのはベトナム産になるかと。

・キウイフルーツ

生薬名:獼猴桃 ビコウトウ  ※獼猴はサルのこと。

元々は中国~台湾辺りに自生し、ニュージーランドで品種改良されたフルーツ。南国のフルーツと思っていましたが、実はアジアが発祥だったんですね。緑色が主流でしたが、黄色や赤色などカラフルになってきました。

キウイはマタタビ科の植物なので、枝や葉っぱに反応する猫もいるようです。(マタタビはモクテンリョウという生薬名があります。)

ビタミンやミネラルの他に水溶性食物繊維が豊富。キウイ農家さんのお通じが良好なのはキウイのおかげという番組を見かけました。水分の多い果物だとお腹を壊しやすいので、キウイは丁度良さそうと思い出来るだけ毎日食べて、ちょっとした実験中。キウイのおかげか、ナッツの油分のおかげか・・・調子はいいです。

・蓮 ハス

生薬名:蓮肉 レンニク

根っこはご存じ、蓮根。生薬としては種の部分を使っています。処方には「清心蓮子飲」や「参苓白朮散」などに使われています。鎮静、止瀉の他に滋養強壮の効果もあります。

23日まで千葉公園で”大賀ハスまつり”が開催されています。ハスの花は朝から開花し、昼には閉じてしまうのでお祭りは13時までになっています。HPで確認したところ6/20の時点で550輪以上が咲いているようでした。

この大賀ハスの実を大賀博士と地元の小学生が見つけ、調べてみると約2000年前の古代ハスの1種だったそう。その後、開花したものの根を株分けし千葉公園に根付いたそうです。2000年に渡って眠り続ける種・・・化石になっていてもおかしくない。植物の生命力は凄まじい。

(↑こちらは”舞妃蓮(まいひれん)”という名前の蓮です。近くのみなと公園で見ることが出来ます。この蓮は午後もきれいに咲いていました。)

毎日の投稿は話題探しに追われるか思いきや、疑問に思うことは日々あるようで、(広く浅い)雑学知識が着々と増えていきます。たまに投稿を忘れたり、仕事とは全く関係のない趣味の話題もありますが、お付き合いいただけたら幸いです。

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