現在開催中の企画展をご紹介します。千葉県千葉市で生まれ育ち、家族には幼い頃から県内各所に色々連れて行ってもらいましたが、初めての訪問場所です。
そこは、『千葉県立中央博物館』。

青葉の森公園の一角にある博物館です。緑豊かなとても広い公園で、色々な施設があり、千葉公園とはまた違う雰囲気が味わえます。

ここで企画展『生薬 ー自然からの恵みー』が開催中と知って、さっそく参加してきました。3月からすでに開催されていて、GW前後にはイベントもやっていたようです。
テーマが生薬とあって、”薬屋のひとりごと”とコラボしています。行った日の入場特典に”壬氏”さんのしおりをもらいました。(”薬屋のひとりごと”はアニメ・小説もありますが、漫画派です。)

入り口には大きなパネルがお出迎え。

入口。このようなパネルが設置されているので、生薬を見る以外に生薬や漢方薬の歴史についても知ることができます。
今はもう使うことの難しい羚羊角・一角・犀角・虎骨・麝香・全蠍などの動物生薬や朱砂・琥珀・真珠・緑礬などの鉱物生薬など実物を初めてみるものも多く、キレイな保存状態で感動しっぱなしでした。

相撲の番付のようなこちらの資料は初めて見ました。写真は”二編”ですが、”初編”と合わせて二部構成になっています。右側(東の方)は薬名、左側(西の方)は病名が記載されています。当時流行った病気や薬が分かる貴重な資料であり、番付表にするセンスに笑いました。
日本国中妙薬競という別の資料も番付表になっていました。

企画展や展示会で必ず購入するのがポストカードです。左から時計回りに、エゾウコギ(刺五加)・熊胆・朱砂・緑礬です。当店でもよく使う”エゾウコギ”は根っこですが、こんなに可愛らしい花の植物です。今では現代病における効能が見直されてきていますが、効能が知らなかった昔は棘があって邪魔者扱いされてたちょっと悲しい逸話のある生薬です。
今まで購入してきたポストカードは気分や季節に合わせて店内に飾っています。いつかまとめてご紹介出来たらなあ。

企画展『生薬 -自然からの恵みー』は6/15(月)まで開催の予定。時間があれば、もう一度行きたい!くらい楽しい企画展でした。
⇩興味のある方は、千葉県には他にも生薬やハーブにちなんだ施設がありますよ。
・mitosaya薬草園蒸留所

千葉県夷隅郡大多喜町にある施設です。元々、千葉県薬草園があった場所を改修し薬用植物を育てながら、蒸留酒を作っているそうです。施設内の見学ツアーのほかに食事やバー、ショップでの商品購入なども出来、一味違う薬草園を楽しめます。
・佐倉ハーブ園

千葉県佐倉市にある主にハーブを育てる薬用植物園です。普段は乾燥したハーブを見たり食したりしていますが、フレッシュなハーブの香りは格別で癒されます。季節ごとに旬が異なり、特に春から夏が色々な植物が見頃になるのでおすすめです。ワークショップも開催されているので調べて参加してみるとより楽しめると思います。
・日本大学薬学部薬用植物園

千葉県船橋市習志野台にある日本大学薬学部にある薬用植物園です。大学で管理されているので、種類も規模も大きく圧巻です。今回の企画展ではGW期間に1日だけ見学ツアーが盛り込まれていました。オープンキャンパスや定期見学ツアーで見ることができます。
県内で薬学部を持つ東邦大学や東京理科大学(薬学部は移転しましたが植物園は残っています。)でも薬用植物園があり、定期的に見学を実施しているようなので大学ごとの違いを見るのも面白いかもしれません。
【余談】
企画展最終日の6/15は千葉県の誕生日『千葉県民の日』です。特に今年は千葉開府900年という記念イベントも合わせて実施されています。6月は県内の色々な地域・場所で特にイベントが多くなっています。梅雨の時期になりますが、今年だけの企画なので是非参加してみて下さい。
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